投稿者「kowabana」のアーカイブ

【アマヒメ様】空から魚が降ってきた某村の話

2018-02-03   家系

その山村には、奇妙な言い伝えがあった。寛政年間(18世紀終盤)のある年、雲一つ無いよく晴れ渡った空から、にわかに雨が降った。おかしな事もあるものだと村人が空を見上げていたところ、雨水と共に鰯やヒジキなどの海の幸が降り注い […]

山に行くと人としての境界を超えてしまう『アガリビト』

2018-02-02  

山は怖い。何が怖いって幽霊とか野生の動物とか天候とか色々あるけど、一番怖いのは人間。お前ら山行くと開放的になるだろ?清々しい気持ちになるだろ?あれは人としての境界を越えそうになってるから。都会から来た人間のような人工物に […]

【時空の歪み】20年前誰に言っても信じてもらえなかった話

2018-02-02   怪異

誰に言っても信じてもらえなかった話。時代は初代ゲームボーイが出た頃。俺は親に買ってもらったばかりで浮かれていて、習い事の行き帰りに電車の中でよくピコピコ遊んでいた。クラスの中では持っている奴も結構居たが、俺はこれ見よがし […]

【不可解】10年以上掃除していないのにクレームが来ない某ホテルの602

2018-02-01   怪異

千葉県のA市にあるビジネスホテルにはある恐ろしい噂がある。長い間関係者の間のみで語られてきた噂なのだが、最近、偶然にもその噂を耳にする機会があったので今回語らせてもらう事にした。この話をしてくれたのは、中学校からの友人で […]

【不気味】天井に人骨の山

2018-02-01   怪異

金縛りはちょくちょく経験してた中学生のころの話。夜なかなか寝付けなくて、なんとなくぼぉーっと天井見てた。部屋の電気は消してるけど、部屋のデカイ窓のおかげで真っ暗闇にもならず、なんとなく天井の木目なんかを見てた。 そして、 […]

【天狗の】その天狗が欲しかったもの【御明】

2018-02-01   妖怪

先輩の話。仲間とキャンプした時のこと。先輩一人だけが後入りすることになり、皆と合流するため、夜の山道を足早に歩いていた。ふと気が付くと、足元に薄く不自然な影が落ちている。頭の真上から火で照らされているかのように、影はひど […]

裏山に住む片足のない「けんけんババア」

2018-01-31   心霊

子供の頃、近くの山が遊び場で、毎日のように近所の同世代の友だちと一緒にそこで遊んでた。この山の通常ルートとは別の、獣道や藪をつっきった先には、謎の廃屋があり、俺たちにしてみれば格好の遊び場だった。小さな山だったから、俺た […]

【奇妙な遺影】突然死したじいちゃんに憑依された

2018-01-31   心霊

田舎に住むおばあちゃんが、大きな病院で透析を受けたり膝の手術を受けたりしやすいという理由で、子供たち(私の叔母にあたる)の住む某都市へ引っ越しました。おじいちゃんは特に病気もなかったし、家の管理などの様々な理由で一人田舎 […]

【鹿島サン】校則で口に出すのを禁止されている言葉【怨念】

2018-01-29   心霊

時は第二次世界大戦の日本敗戦直後、日本はアメリカ軍の支配下に置かれ各都市では多くの米兵が行き交う時代でした。 ある夜、地元でも有名な美女(23歳の方)が一人、加古川駅付近を歩いていた時 不幸にも数人の米兵にレイ◯されその […]

【山の不思議な話】川の底に沈んだ金庫の中身

2018-01-29   怪異

友達に聞いた話で怖くないけど。俺の友達は昔、家族で仲の良い家族と一緒にY県の川沿いにあるキャンプ場に行く事が恒例だったらしい。そのキャンプは友達が小学校低学年ぐらいから続いていて毎年深くて綺麗な川で仲の良い家族の子供と泳 […]