カテゴリー別アーカイブ:

草を供えると皮膚病が治る正体不明の『焼け牛信仰』

2017-07-21  

「焼け牛」というのは怖い話ではないので恐縮なのですが…。神様とは違うようですが、まあそんなものの一種のようです。焼け死んだ牛か何からしく、草をお供えすると皮膚病を治してくれるんだとか。ほこらがあるわけでもなく、何の目印も […]

稲を振る音がした年は、集落で必ずあることが起きるという地方の話

2017-07-18   家系

これは人に聞いた話。その地方では、春に田の神様となって里に下りて来られた山の神様を、秋に我が家にお迎えし、正月に歳徳神になって山へ戻られるまでお世話する。そして、田の神様をお迎えに行く朝、夜明け前のまだ暗い頃に、部屋の中 […]

身代わり地蔵にお供えをした先輩の話

2017-07-15  

先輩の話。岩登りに出かけた時のこと。途中の峠道に、苔生した小さな地蔵があった。普段はまったく信心深くない彼が、なぜかその時は拝んでみる気になったのだという。手を合わせ山行の安全をお願いし、ポケットにあったキャラメルを三個 […]

【兄さんの酒】頻繁に放火のある某現場を収めた方法

2017-07-14  

私が現場に出ていた地方では猿のことはあんちゃん(兄さん)て言ってた。その現場内で頻繁に放火のある場所があって、こんな場所に道を通したから山の神が怒ってるんだって言われてどうしようかと考えあぐねて、結局「まあ、女同士なんだ […]

龍に関係する雨乞い信仰の山『大岳山』

2017-07-14  

妖怪博士「水木茂」が何かの本に、多摩の「大岳山には今でも龍が昇る。たまにそれを見る」と書いていた。大岳山は昔から、龍に関係する雨乞い信仰の山。 また、それとは別だが、ふもとの神社の入り口には雌雄の「龍」が奉納してある。こ […]

【神の祭り】屋久島中の神様が通ると言われる道の話

2017-07-12  

むかし、尾之間のある年寄りが孫をつれて、モッチョム岳のふもとの宮方という山に、たきぎとりに行きました。この付近は、神無月(十月)になると、屋久島中の神様がモッチョム岳から割石岳の尾根に集まってこられるときの通り道であると […]

【不可侵の領域】山の神様に獲物を取られる

2017-07-12  

知り合いの話。彼のお爺さんが猟師をしていた時のことだ。冬期で食料が乏しくなっていた頃、折りよく鹿を見つけ撃ったのだという。鹿はよろめきながらも藪の中へ逃げ込んだ。 後を追って藪に踏み込んだ彼が見たものは、雪の上に置かれた […]

【死者の声】雪の中に混じって降る『雪様の風文』

2017-07-06  

昔、聞いた話。舞い落ちる雪の粒の中に、極くまれに、木の葉型のものがある。それを風文と言う。風文は、人肌に触れ、融ける瞬間、声になる。それは、山で遭難した人の今際のきわの言葉。はからずも死者となり、魂は黄泉路を、身は山路に […]

ある宗教団体と夢の中のおじいさん

2017-06-26  

詳細がわからない部分も多いのだが、父の幼馴染の話。 父と友人Aは同じ田舎から中学卒業と同時に出てきて、夜間の高校に通いながら、昼間は同じ職場に勤めていた幼馴染同士だった。その後それぞれ結婚もして子供にも恵まれた。だが、A […]

【奇妙な掟】『火厳禁』の変わった集落に行ったことがある

2017-06-20   家系

知り合いの話。彼はその昔、仕事で南米に赴任していたことがある。さしたトラブルも無く無事任期を勤め上げたのだが、何度か不思議な事柄に遭遇したのだという。 取り引きのため、奥地の集落を訪れた時のこと。村に入る前に、現地のガイ […]