カテゴリー別アーカイブ: 家系

氏神の神事「再誕の儀」に纏わる奇妙な決まり

2017-09-14   家系

知り合いの話。彼が氏子をしている神社では、毎年大晦日から元旦にかけて「再誕の儀」と呼ばれる行事が執りおこなわれる。氏神の再生を祝う神事だということだ。氏子以外の者は入れずに進行し、儀式が終わると社は開放されて、一般客の初 […]

【不思議】その年の新酒を山にお裾分けする

2017-09-13   家系

知り合いの話。造り酒屋をしている彼は、毎年の初めに、地元の神社に新酒を寄贈している。新年の儀が終わると舞台に青い養生シートが引かれ、その上で彼が持ってきた樽酒を木槌で開き、詣で客にお神酒として振る舞うのだという。 ある年 […]

すべてを悟っていた母親の話

2017-08-12   家系

学5年の頃、箱根の御玉が池から箱根湯元まで旧鎌倉街道を遠足で歩いたことがありました。そのとき金時山の山頂近くでお弁当を食べたのを、そのときの光景ごと思い出せます。前日、お弁当の材料を買いに出かけた母が事故に遭い、膝の皿を […]

【前世の恨み】八王子城趾のに棲む意思を持った蛭

2017-08-10   家系

八王子城趾は有名な心霊スポットで、数多くの怪談話が伝えられていますが、それも納得できる程、落城の際は壮絶な戦死者を出したそうです。城兵達の流す赤い血は近くを流れる城山川に溢れ、次から次へ、太く真っ赤な蛭と成って泳ぎ始めま […]

【岩手】20軒程の集落で言い伝えられる某掟

2017-08-09   家系

私の岩手の実家は古戦場。九戸政実の乱に巻き込まれて裏山にあった館が攻め潰された。20年くらい昔にはサビ兜が発見されたりしてた。その山裾にへばりつくようにある民家20軒。『裏を掘ってはならぬ』という言い伝えをいまだにみん […]

【誰か】廃村で感じた元住民の無念【ついてくる】

2017-08-09   家系

山にまつわる怖い話というと、有名な廃村(廃集落)を訪ねた時だな。廃村に向かう道を歩いていると、後ろから誰かついて来るんだよね。帰るときも。で、お決まりの「振り返っても誰もいない」というパターン。 霊とか怖いとかいうより、 […]

【コロビの喚き】村一番の別嬪娘がきれいな着物を着せられてご馳走を食べていた

2017-07-27   家系

うちの爺さんの田舎は四国の山ん中で、子供のころに結構大きな山火事が発生したらしい。火の手は相当に強かったらしく村の衆はなすすべなく見守るほか無かったと。村では段畑に新しい作物を植え始めたばかりで、その畑を気にした若いモン […]

『エンコ』の子供を妊娠したとある村の娘の話

2017-07-25   家系

田舎のばーちゃんに聞いた昔話。ある若い娘が、知り合い数人で山に山菜を取りに行ったんだそうだ。昼飯を食っているときに、その娘がちょっと用を足してくるとしげみに入ったままいくら待っても帰ってこない。皆で大声で娘を呼んでも返事 […]

【言い伝え】『百舌の早贄』を見つけてある悪戯をした結果

2017-07-23   家系

知り合いの話。地元の野山で作業している時に、木の枝に奇妙な物を見つけた。彼の肩くらいの高さで、蛙が枝に刺さったまま干からびている。百舌の早贄(はやにえ)という奴だ。 ふと、親戚のお婆さんが話していたことを思い出した。 「 […]

稲を振る音がした年は、集落で必ずあることが起きるという地方の話

2017-07-18   家系

これは人に聞いた話。その地方では、春に田の神様となって里に下りて来られた山の神様を、秋に我が家にお迎えし、正月に歳徳神になって山へ戻られるまでお世話する。そして、田の神様をお迎えに行く朝、夜明け前のまだ暗い頃に、部屋の中 […]