心霊」カテゴリーアーカイブ

巨大な日本人形を運ぶ黒い手

2017-07-02   心霊

今から8年ほど前、彼氏とその友達と、私と私の友達との6人で遊んでいて、山に肝試しに言った時……というか、騙されていった時の話です。車の中でその話を急に言われて私と私の友人は怒りましたが、チャラ系だった彼氏は聞く耳を持って […]

体中に張り付いた葉っぱには一様に奇妙な模様があった

2017-06-30   心霊

村役場の女性職員に聞いた話。村の女性数名で、山の麓にある小さな墓地の草を刈ることになった。普段はほとんど訪れる者もなく、鬱蒼と生えた夏草が人の背丈ほどに伸びている。中腰になって手鎌で草を払っていると、耳元で子供の笑い声が […]

無縁仏に温かいお茶をあげた祖母の話

2017-06-29   心霊

日本海側の集落に住む祖母の話。祖母の家の裏山には、落城したという城址があります。その場所には、亡くなった殿様やお姫さまを弔うお墓があるそうです。お墓は集落の人が世話をしていました。祖母の母(曾祖母)は信心深い人で、ただ掃 […]

山奥で見た花柄のスカート

2017-06-21   心霊

友達の話。学生時代林業科に所属していた友人の卒業研究は、山の木の落下物を調べる事だった。ある日、彼女がゼミの皆と山に入って落下物を拾う為の網を設置していると、目の端の方に時々花柄らしきスカートがふわりとよぎる。あれ?と思 […]

子供の頃にやった『目を閉じても見える』という不可解な遊び

2017-06-19   心霊

俺とねーちゃんの変な能力というか体験の話。「おもしろい遊びを聞いてきたよ」と、タオル片手にねーちゃん。なんか『目を閉じても見える』みたいな遊び?だった。まぶたを閉じてタオルで目隠ししたら、普通何も見えないだろ?目を開けて […]

雪山で見たある奇妙な足跡

2017-06-17   心霊

山岳隊でリーダーを務めていた男の話。雪山でキャンプをし、朝、外を見るとひとつの足跡が山頂へと続いている。やれやれ、寝すぎて誰かに先を越されたか。彼は苦笑いをした。装備をまとめ、足跡をたどって歩き出す。 いきなり雪原を踏み […]

湖の真ん中に若い女が浮かんでいた

2017-06-15   心霊

知り合いの話。湖に遊びに来た彼は、ボートを借り友人と乗り込んだ。なかほどまで漕ぎ出した時、オールに何か当たった。 湖の真ん中に障害物?? と怪訝に思い、水の中を覗き込むと「馬鹿、よせ!」と友人に襟首をつかまれ、ボートに引 […]

廃集落に一軒だけ残っていた家屋

2017-06-13   心霊

友人の話。里山を歩いていた時のこと。少し奥に入ったところで、小さな集落跡を見つけた。十に満たない家屋は、一つを残してすべて崩れ落ちていた。おっかなびっくり中を探索してみる。畳床の落ちた和室の片隅に、一つだけ小奇麗な小箱を […]

山彦がきっかけでついてきてしまった上半身だけの女

2017-06-11   心霊

山で自殺する人って結構多い。「おーい」って相手がいないのに呼びかけるだろ?当然自分は山彦を聞こうとしてるんだが、山で死んだ死体ってなかなか発見されないから、孤独がどんどん膨らんでいくんだよね。そんで、死体に気付いて貰えな […]

【山菜採りの怖い体験談】あの時もう少し先に進んでいたら…

2017-06-10   心霊

昔、春先よく山菜を採りにいく里山へ家族へ出かけた時の事。里山、というより丘陵地に近く、林道を車で分け入り、少し開けたところに駐車して山へ、分け入っていたのだけど。15分くらいした時、クラクションが長く鳴った。どうもウチの […]