頭髪は身体の中で一番霊界に近い場所
2016-05-13 家系
自慢じゃないが、私は憑かれやすい。相方曰く、私自身がアンテナになっててロクでもないモノを集めやすいんだそうで。霊感なんて殆どありはしないので、自覚症状がなくタチが悪いのです。 アンテナといえば、ゲゲゲの鬼太郎は髪の毛が「 […]
2016-05-13 家系
自慢じゃないが、私は憑かれやすい。相方曰く、私自身がアンテナになっててロクでもないモノを集めやすいんだそうで。霊感なんて殆どありはしないので、自覚症状がなくタチが悪いのです。 アンテナといえば、ゲゲゲの鬼太郎は髪の毛が「 […]
2016-05-12 家系
田舎から上京した友人の話。田舎特有の風習を民謡にしたものだと思う。その友人の地元は海沿いのさびれた漁師町で、そこに昔から伝わっていて、今では口語で歌われている歌があった。 鰯が獲れたら秋刀魚が獲れる 秋刀魚が獲れたら鰤が […]
2016-05-11 家系
人の業ってのはあるんだな、と感じた話。俺の親父の田舎は、60年代初頭まで人食いの風習があったっていう土地だ。とはいっても、生贄だとか飢饉でとかそういうものではなく、ある種の供養だったらしい。鳥葬ならぬ人葬かな。それは小さ […]
2016-05-11 家系
ひいじいちゃんに聞いた話。僕の村には大きな池があるんだ。だから水が豊富で作物のできもいい。秋には村の者ができた作物を乗せた荷車を引いて、それを寺へ持っていく。池の周りをまわってね。その途中、歩いてはいけない、走らなくては […]
2016-04-30 怪異
十数年前、小六の夏休み頃の怖い話。地元はかなりの田舎で、滅多に観光客なんか来るような所じゃなかった。そのせいか、年寄りはヨソモノを毛嫌いし、昔ながらの風習だとか何とか意味の分からない事を言っていた。 夏休みになり、俺は近 […]
2016-03-12 家系
ある村では毎月家ごとに交代で「御神木」と呼ばれていた木にお供え物をする決まりになっていました。 お供え物として持っていくのは、生き物の亡骸でした。生き物であれば何でも良かったらしく、鳥や野良猫、時には野生のイノシシを捕ら […]
2016-03-11 家系
これはわたしの母親から聞いた、怖くて、奇妙なお話。 母親が生まれ育った場所は、とてつもなく辺鄙な田舎だ。渓谷沿いのガタガタ道を車で40分も行くと、30軒ばかりの家々が固まった集落がある。集落は山の急斜面にポツリポツリと建 […]
2016-02-24 心霊
私の父方の祖父は今年で齢90近くになるが今でも現役の漁師だ。年一度、盆に九州の祖父の家に遊びに行った時は、祖父と一緒に沖に出て釣りをするのが今でも恒例になっている。 私が小学5年の夏休みに、初めて祖父の家に遊びに行った時 […]
2016-02-23 家系
俺とじじいの話でも。 柔道五段、がっしりした体格で、土と汗のにおいのするでかい背中。日に焼けた顔。俺がろくでもないことをする度にぶっ飛ばされた、荒れた手。素直じゃなくて憎まれ口ばっかり叩いてた俺は、それでもやっぱりじじい […]
2016-02-15 家系
数十年前、曾爺さんから聞いた大正末期の頃に起こったという話。 私の故郷の村には生贄様っていう風習があった。生贄様っていうのは神様に捧げられる神様の事だ。 生贄様は家畜の中から選ばれる。村の牧場や養鶏場に居る家畜の中から〇 […]