「異世界行き」のハイキング
2016-03-21 怪異
私は自然がとても豊かな田舎町に住んでいる者です。町自体はごく普通の片田舎でチェーン店も多くありますが、少し車を走らせればすぐに農地の風景が広がり、緑豊かな山脈のふもとに連なっています。都会から引っ越してきたばかりの頃は多 […]
2016-03-21 怪異
私は自然がとても豊かな田舎町に住んでいる者です。町自体はごく普通の片田舎でチェーン店も多くありますが、少し車を走らせればすぐに農地の風景が広がり、緑豊かな山脈のふもとに連なっています。都会から引っ越してきたばかりの頃は多 […]
2016-03-14 心霊
ある田舎町では、「とある日」には外出しないようにする習慣がありました。 海が近く、豊富な海産物が取れ、釣りも楽しめるその田舎町は、一部の釣り人の穴場スポットになっていました。「彼」も、そんな釣り人の一人です。人があまり来 […]
2016-03-13 妖怪
彼は親族の葬儀のために、とある田舎町に来ていました。 本来は父親が参列するはずでしたが、どうしても抜けられない用事があり、彼が代わりに葬儀に出ることになりました。彼はその親族とほとんど面識がありませんでしたが、大層歓迎さ […]
2016-03-11 家系
これはわたしの母親から聞いた、怖くて、奇妙なお話。 母親が生まれ育った場所は、とてつもなく辺鄙な田舎だ。渓谷沿いのガタガタ道を車で40分も行くと、30軒ばかりの家々が固まった集落がある。集落は山の急斜面にポツリポツリと建 […]
2016-03-04 妖怪
20代の頃の事。群馬生まれの男がバイト先に来た。そこでの俺は勤務年数長かったので、やって来るバイトに仕事の振り分けや、作業の流れの指導など仕切りをやっていた。ふと休憩時間に、群馬から流れてきた男の身の上話を聞くようになっ […]
2016-02-28 心霊
ある年のお盆の話。 私の実家はとても田舎で過疎化が進んだ山深い土地にある。当時高校二年生だった私は日課の犬の散歩をしていたのだが、ふと、いつもの散歩コースから外れて山の中へと入ってみようと考えた。それは小さな石材店の横か […]
2016-02-26 家系
これを誰かに話すのははじめてなんだが、暇な奴は聞いてくれ。 あらかじめ断っておくけど、相当に長い上にヘタクソな文だと思う。すまない、あまり時間が無いんだ。ネタや釣りだと思われてもかまわない。俺が吐き出したいだけなんだ。た […]
2016-02-23 家系
もう8年前になるかな、当時高校生で、夏休みの時期だった。 6年ぶりに、遠くに住んでる祖父母に会う、と父が言った。夏休みももうそろそろ終わりで、遊ぶ金も使い果たしたので暇つぶしにいいかなと。祖母さん祖父さんもかなり年食って […]
2016-02-22 心霊
二年前の夏休みの話。 友達の田舎が四国のど田舎なんだけど、部活の奴ら四人で旅行がてら泊めてもらうことになった。 瀬戸内海に面する岬の先端にある家で、当然家の真横はもう、すぐそこが海。 皆で泳いだり、浜で遊んだりノンビリし […]
2016-02-13 神
俺は学生なのにいつも深夜3時ぐらいまで2chをしてそれから風呂へ入り4時ぐらいに寝るという生活を送ってきた。その日も風呂から上がり寝床についた。ふと自分の部屋の時計をみると深夜の3時49分だった。それから寝ようとしまぶた […]