怪異」カテゴリーアーカイブ

【失った記憶】鳥居の先の『時空集落』

2017-01-27   怪異

自分の家は山のてっぺんなんだけど、そこから隣の山の頂上に大岩がたくさん置いてあるのが見えるんだわ。実際は誰が置いたわけでもないのだろうが、この表現が一番しっくりくる。で、近所の爺さんに「あの岩は何?」って聞いたら、岩の中 […]

蝶に分身した知人の話

2017-01-26   怪異

後輩の話。学生時代、仲間二人で入山している時に遭難したのだという。季節は秋の終わりで、小雨が降り続いていた。道を見失い、雨に打たれ続けた彼らは、疲労困憊だったそうだ。 歩けなくなり繁みの中で休んでいると、仲間が船を漕ぎ始 […]

防空壕跡から聞こえてくる叫び声

2017-01-24   怪異

山が目の前な田舎に住んでいる。小さい頃は結構年齢関係無く遊んでたんだが、一時期山の中に探検(秘密基地作り)を小学生六年~四年生で数人集まってするのが流行った。小学生って結構毎日暇じゃん?だから毎日結構な人数集まってたんだ […]

川上から「襦袢の女」が流れてきた

2017-01-23   怪異

いつだったか忘れた昔に体験したもの。銀山行にある山清流で、岩魚釣りをした。山深い川なので、他に人もなく釣っていたがふと、川上からなにかが近づいてくる。 それは襦袢を着ただけの若い女だった。女は薄笑いを浮かべ、こちらを見据 […]

地元民が隠し通す『神隠しの路地』

2017-01-22   怪異

某TV局に務めていた父が死んだ。遺品の整理中に父の日記を読んでいて、不可解な記述を見つけたので書き込みします。この話は、当時まだ子供だった私も聞いていたと思います。今になって、あの時の父の焦った顔と共に思い出しました。 […]

時空エレベーターの恐怖体験

2017-01-22   怪異

小学校4、5年の頃だったと思う。当時俺はカギっ子で、公団の7階建ての団地に住んでいたんだけど、エレベーターが1・3・5・7階にしか止まらないタイプだった。俺の家は6階だったんで、いつも5階で降りて、1階分歩いて上がってた […]

「空気猫」を飼っていた話

2017-01-21   怪異

二年前に体験した、怖くないけど不思議な話です。私は事務職で殆ど椅子に座って仕事をしているのですが、座っているとつい足を組んでしまう癖があります。ある時、いつものように足を組むと、何かがちょいちょいと爪先に触れました。私は […]

解体屋が始めた商売『人形、供養します』

2017-01-21   怪異

昔の話だけど。洒落にならない系。 近所の所謂『解体屋』が、怪しげな商売を始めた。曰く、「人形供養します」。神社仏閣に関わりなんて無いくせに、適当な寺の名前を語って、人形を引き受けて供養してもらうと客を募っていた。時代的に […]

とある日付の古新聞

2017-01-20   怪異

10年ほど前、私が学生でアパート住まいしてたときの話です。 ある朝、ポストにとってもいないY新聞が投函されてました。間違いだろうと思ったのですが、次の日も投函されてます。販売店が近所だったので、直接店のおやじさんに間違っ […]

人外のものに連れ去られた少女

2017-01-16   怪異

父から聞いた話。山と直接かかわりない話で恐縮ですが、山間の集落で起きた出来事なので、もしかしたら山の怪と何か関係があるかもしれません。 父が若かった頃のことです。父と同じ集落に住む若者の一人が妹をつれて親戚の家へ行きまし […]