タイから持ち帰った鏡の石と仏像の破片
2016-03-12 神
これは、私と私の友人A子が6年前に体験したことである。 当時、タイの首都バンコクにあるタマサート大学周辺に住んでいた私のもとに、日本にいる友人A子から電話がかかってきた。A子は「もうすぐ結婚することが決まったのでそれを伝 […]
2016-03-12 神
これは、私と私の友人A子が6年前に体験したことである。 当時、タイの首都バンコクにあるタマサート大学周辺に住んでいた私のもとに、日本にいる友人A子から電話がかかってきた。A子は「もうすぐ結婚することが決まったのでそれを伝 […]
2016-03-11 神
ある山間の集落の外れの山奥に必ず祟られる「祟り神の祠」というのが存在します。 その祠は、険しい崖の中腹の少し抉れた部分にあって、誰が何のために作ったのか見当もつかないということです。そもそも、その祠の存在が解ったのは、高 […]
2016-03-06 神
私は、ある町の近くにある山の風景を写真に収めるためにやって来ました。 写真家や登山家の間ではその美しい風景が有名となり、私の耳にも入ってきたというわけです。しかし、気になることが一つありました。その山の名前は私も何度か聞 […]
2016-02-20 神
去年の今頃結婚して、彼女の実家の近くのアパートに住んでいる。 市内にある俺の実家から離れた郡部で、町の真ん中には一本国道が通っている。その道を境に川側と山側に分かれるとして、俺の家と彼女の実家は川側にある。近所の事は散歩 […]
2016-02-18 神
俺がまだガキの頃、家の近所には深い森があった。森の入り口付近は畑と墓場が点在する場所で、畦道の脇にクヌギやクリの木に混じって卒塔婆や苔むした無縁仏が乱雑に並んでいた。その墓石の行列が途切れると、木々の間に森への入り口がま […]
2016-02-17 神
田舎に住む祖父は、左手小指の第一関節の骨がありません。つまむとグニャリと潰れて、どの角度にも自由に曲がります。 小さい頃はそれが不思議で、「キャー!じいちゃんすごい!なんで?なんで?」と、無邪気にはしゃいでいました。祖父 […]
2016-02-17 神
京都にある晴明神社に行ったときのこと。 安部の晴明は今でこそ有名で、観光客もたくさんいるらしいが、十年近く前のそのころは一般的にはあまり知られていなくて、神社もぜんぜん人気がなかった。私も、友達に聞いてはじめて存在を知っ […]
2016-02-13 神
俺の地元は山中にある集落だった。だったというのは、今ではその集落は過疎や車が必須などの不便さにより、ほとんどの世帯が山の麓の町に移り住んでるため今では先祖の墓が残っている程度だ。俺は中学卒業と同時に県外の高校に下宿し、地 […]
2016-02-13 神
俺は学生なのにいつも深夜3時ぐらいまで2chをしてそれから風呂へ入り4時ぐらいに寝るという生活を送ってきた。その日も風呂から上がり寝床についた。ふと自分の部屋の時計をみると深夜の3時49分だった。それから寝ようとしまぶた […]
2016-02-12 神
私の友達が話していた、幼少の頃の話です。 雪子(仮)は小さい頃、毎日の様に祖父母の家の裏山で遊んでいたそうです。「何をして?」と聞くと「蛇と遊んでたんだ(笑)」といつも言います。ふざけてんのかな、と思いながらも、面白そう […]