妖怪」カテゴリーアーカイブ

狛犬の顔の「傷」

2016-03-09   妖怪

これは大学時代の友人の話です。 友人は遠方から下宿して大学に通っている人物で、彼と昼食を食べている時に故郷の話をしてもらうことになりました。この話は、そんな中で特に興味深い内容だったのでよく覚えています。 その友人が住ん […]

いつも蔵にいる男の子

2016-03-08   妖怪

私の友人の一人に、小学生のころに転校してきた友人がいました。 家が近かったこともあって私たちはすぐに友人関係となりました。彼は、両親の仕事の都合で小学生の間、祖父に預けられることになったのだそうです。その祖父なる人は、近 […]

猫の怨念

2016-03-06   妖怪

一応実話という事で聞いた話ですが、真偽のほどは定かではありません。 昔佐賀県の某所で身寄りのない老夫婦が住んでいました。夫婦は猫が大好きで、飼い猫のみならず野良猫の世話までするほどだったそうです。ある日お婆さんが亡くなり […]

ヨーロッパで見た河童

2016-03-05   妖怪

当時親の仕事でヨーロッパに引っ越したばかりで、なかなか友達ができないし、言語の壁ハンパねえ!な感じで、自然とネトゲにハマってしまった。 真っ暗な部屋で深夜から明け方にかけてパーティ組んで狩りをしたり、ネットサーフィンした […]

天井裏に住む「十時坊主」

2016-03-04   妖怪

20代の頃の事。群馬生まれの男がバイト先に来た。そこでの俺は勤務年数長かったので、やって来るバイトに仕事の振り分けや、作業の流れの指導など仕切りをやっていた。ふと休憩時間に、群馬から流れてきた男の身の上話を聞くようになっ […]

現代のからかさ小僧

2016-03-02   妖怪

2008年、東京都調布市国領の飲み会で聞いた話。 その時、私は国領である飲み会に参加する機会があった。一次会が終わり二次会に参加した際に、少し不思議な話を聞いたことを留めて書く。 ある人物Aが、仕事で遅くなり、京王線の終 […]

【人の形をした鬼】忽然と消えた村

2016-02-27   妖怪

時代は戦国。未だに天下はその行く末を定めていない。 神奈川の山中には、炭焼き職人が集まる小さな集落があった。普段は使われていないのだが、冬になると一時的に何人か集まる事で知られていた。麓の村に下りない変わり者ばかり、と言 […]

眠りの時間を操る妖怪

2016-02-27   妖怪

私は休暇を利用して、とある旅館に泊まりに来ていました。 本来、その旅館とは別の旅館に泊まる予定だったのですが、その旅館で何かしら事故が発生したようで、宿泊できなくなってしまったのです。そこで急遽、別の旅館に予約を入れるこ […]

山の毛玉の化物

2016-02-21   妖怪

顔も手足もないでかいまん丸い毛のカタマリみたいなもの(直径1m前後くらいだったと思う)を昨日山間部の沢付近でみちゃったんだけれどども。山屋2名で見たんだが、今までいろんな動物に遭遇してきたけどあんなもん初めてみたわ・・・ […]

謎の黒い大猿

2016-02-21   妖怪

厨房の頃、夏休みに祖父のいる田舎に行った時の事。田舎に帰ると、父親は決まって山に行き渓流釣りを、俺はそれについて行き迷わないよう気を付けながら虫やら爬虫類を観察して楽しむってのがいつものパターンだった。 んでその日も、俺 […]