【神の使い】北海道の山の前身真っ白なエゾシカ
2018-09-07 神
冬の北海道。旭川北方の名寄から音威子府付近の山中で、全身真っ白な雄エゾ鹿を見たという目撃談をよく耳にする。角は太く、普通と違って捻れるように生えている。その角だけが雪面に黒く目立つからハンターの注意を引くのだそうだ。推定 […]
2018-09-07 神
冬の北海道。旭川北方の名寄から音威子府付近の山中で、全身真っ白な雄エゾ鹿を見たという目撃談をよく耳にする。角は太く、普通と違って捻れるように生えている。その角だけが雪面に黒く目立つからハンターの注意を引くのだそうだ。推定 […]
2018-09-04 妖怪
知り合いの話。彼の祖父はかつて猟師をしていたという。遊びに行った折に、色々と興味深い話を聞かせてくれた。 「ビッキ沢。そう猟師内で呼ばれてた沢があるんだ。ビッキってのは蛙のことだよ。そこで野営してた夜に、妙なモノと出会し […]
2018-06-28 怪異
山で出会ったお年寄りのハンター、というか猟師さんから聞いた話しです。 みなさんもウサギの足跡はどのようなものか御存知でしょう。雪上に残ったものを見た方も多いと思います。前足の跡が縦に二つ並び、その前に後足の後が横に二つ並 […]
2018-06-21 怪異
私が介護を担当していた爺さんに聞いた話。爺さんの若い頃には、町の近くの山にも鹿や兎が住んでいて、仕事の傍ら猟師をしてる人が多かった。猟ではいくつも決まりがあって、守らないと八分にされて大変な目にあったんだと。その一つに、 […]
2018-04-23 怪異
夏風邪でダウンです。マムシ酒40年もので対処中。皆さんも気をつけて。親父の体験です。山中で、渉猟中猿の群れに遭遇。(猿は今は禁猟です)群れの移動を見ていた親父、ふと木の根元にいる猿に目を留めた。親父に向かって拝んでいる […]
2018-04-20 妖怪
最近盆栽サークルで知り合った爺さんから聞いた話を書いてみる。爺さんは今はダム底になってしまった山奥の集落から引っ越してきたらしい。そこでは春夏秋は農業、冬はマタギになり兎や狸を撃って生計を立てていたそうだ。 ここからが本 […]
2018-02-08 妖怪
俺の住んでたど田舎では”人魚を見た”というだけでそこが禁漁区になる。それが昔から続く風習だから。 ただそれだけの理由で禁漁区になる。実家を継いで漁師になった俺の弟は、その風習を使って金儲けを考えた […]
2018-01-21 妖怪
昭和5年生まれの父親の話。わかりやすいように自己視点で書きますが、脚色はありません。父は地方の山村に生まれ、半農半猟の青年時代を送った。猟の腕は兄について回りながら鍛えたのもあり、30歳前には「目抜き」とあだ名されるほど […]
2018-01-09 神
長文になるけれど、猟師をしていた曾祖父から聞いた話。曾祖父の生まれた場所は、山奥の寒村で、高祖父は猟師だった。曾祖父は幼い頃から、父である高祖父と共に山々を歩き回って暮らした。曾祖父の村に、源三と言う猟師の男がいた。源三 […]
2018-01-08 怪異
友人の話。彼の義理の父親は猟が好きで、地元の猟友会に所属している。ある時、その猟友会主催で巻狩りが催された。巻狩りというのは、多勢の猟師が狩り場を四方から取り囲み、獣を追い立てて捕らえる狩りなのだそうだ。義父は追い立てら […]