【カキタ様】一人ずつ消えていく「だるまさんが転んだ」【掟】
2018-03-16 神
俺が田舎に転校していた頃の話。俺の家庭は当時ごたごたしていてさ。それが理由で学校とか行きづらくなっちゃって。友達は「気にすんなよ、一緒に遊ぼうぜ」と言ってくれるんだけど、その友達の親は俺を腫れ物みたいに扱ってさ。何かと辛 […]
2018-03-16 神
俺が田舎に転校していた頃の話。俺の家庭は当時ごたごたしていてさ。それが理由で学校とか行きづらくなっちゃって。友達は「気にすんなよ、一緒に遊ぼうぜ」と言ってくれるんだけど、その友達の親は俺を腫れ物みたいに扱ってさ。何かと辛 […]
2018-02-25 怪異
子供のころ、時々遊びに行っていた神社があった。自宅から1キロほどの山のふもとにある、小さな神社だった。神社は大抵人気がなく、実に静かだった。神社の横が小さな林になっていたのだが、その林の木のつるが上手い具合にたれ下がって […]
2018-02-20 家系
以前、井戸の底のミニハウスと、学生時代の女友達Bに棲みついているモノの話を書いた者です。AがB宅を訪問した時のことをもう一つ話してくれたので投稿します。以下はこれまでの状況説明です。 ・「視える人」な女友達Aが言うには、 […]
2018-02-20 神
年号が変わる前年の晩秋。とある街中の神社の建て替えの仕事が入った。そこは、幼稚園を経営している神社なので、建て替え中には園児に充分注意する必要がある。また、公園も併設しているので、遊びに来る子供たちやお母さんにも気を付け […]
2018-02-16 神
お稲荷さま騒動から3年ほど経った晩秋の話。宮大工の修行は厳しく、なかなか一人前まで続く者は居ない。また、最近は元より、今から十年以上前の当時でも志願してくる若者は少なかった。俺は、親方からそろそろ一本立ち出来る位の職人と […]
2018-02-14 神
とある休日、久しぶりにオオカミ様の社へと参りに出かけた。途中、酒を買い求めて車を走らせる。渓流釣りの解禁直後とあって、道には地元・県外ナンバーの四駆が沢山停まっている。中には林道にはみ出して停めている車もあり、毎年の事な […]
2018-02-12 神
オオカミ様のお社を修理し終わった後の年末。親方の発案で親方とおかみさん、そして弟子達で年末旅行に行く事になった。行き先は熱田神宮と伊勢神宮。かなり遠い所だが、三種の神器が一つずつ納められている場所であり、また自分たちの仕 […]
2018-02-05 神
俺が宮大工見習いを卒業し、弟子頭になった頃の話。オオカミ様のお堂の修繕から三年ほど経ち、俺もようやく一人前の宮大工として仕事を任されるようになっていた。 ある日、隣の市の山すそにある神社の神主さんが現れ、その神社で管理し […]
2018-02-04 怪異
山にまつわる怖い話。以前仲間と山に登ったとき(一人除いてみんな登山初心者・このときは登山というかハイキング)、その唯一山に詳しいやつが道端のきのこを指差して、「これ食べられるキノコだよ」と言った。「美味いのか?」「鍋にし […]
2018-01-25 神
小さい頃に従姉妹と体験した話。母方が代々神主の家系で、小さい神社(鳥居と賽銭箱と境内だけのシンプルな神社)を管理していた。その小さい神社には、鳥居に行くまでの階段があって、その横に水道の蛇口がある。そこでよく水を飲んだり […]