小さい頃に従姉妹と体験した話。母方が代々神主の家系で、小さい神社(鳥居と賽銭箱と境内だけのシンプルな神社)を管理していた。その小さい神社には、鳥居に行くまでの階段があって、その横に水道の蛇口がある。そこでよく水を飲んだりもしていた。
その時も従姉妹と一緒に水を飲もうと、その蛇口から水を飲んだ。二人で。すると、いつもの味と違う事に気づいた。お酒の味がする!従姉妹も同じ事を言っていた。なぜお酒の味と思ったのかtoiuto,
祖父がよく飲む人で、孫にも舐めさせたりする人だったから。あと、正月のおとそとか。確かにそんな味だった。
二人して親や姉妹に話したが、誰も信じてくれない。20年くらい経った今でもたまに話題に出すけど、従姉妹と私しかあの水道でお酒を飲んだ人間はいない。