怪異」カテゴリーアーカイブ

テレビに浮かび上がった「ある文字」の意味

2016-03-24   怪異

有名な都市伝説で深夜、放送終了後にカラーバーが流れてそれを見続けると人の名前が次々と流れてくるという「明日の犠牲者」という話はホラー好きの間では有名ですが、それとはまた別のテレビにまつわる怖い話です。 4年前の話ですが、 […]

【祖母の体験談】予言カルタ

2016-03-23   怪異

祖母がまだ小さかった頃の話だ。遊び道具なんてまだほとんど無かった時代、祖母は友人のMちゃん、Yちゃんと一緒にいろはカルタを手作りしたらしい。三人で読み札と取り札を作り、さあ遊んでみよう、となったそうだ。最初の一回は祖母が […]

盆にやってくる「お迎え」

2016-03-22   怪異

知り合いの話。 盆に里帰りしていた時のことだ。実家の前はすぐ漁港になっており、一歩外に出れば、潮と船の姿が確認できる。夜、玄関先に縁台を出して祖父と将棋を指していると、沖から波とは別の音が聞こえてきた。 「ぎぃ ぎぃ ぎ […]

壊れた監視カメラを調べたら・・・

2016-03-22   怪異

守衛のバイトやってるんだけど、奇妙な現象が起きた。 一人が防犯カメラの映像が少し揺れてることに気が付いた。見てみると映像が上下に揺れていて、カメラの不調かあるいは何がしかの影響で実際にカメラが揺れているのかと思い、そのカ […]

「異世界行き」のハイキング

2016-03-21   怪異

私は自然がとても豊かな田舎町に住んでいる者です。町自体はごく普通の片田舎でチェーン店も多くありますが、少し車を走らせればすぐに農地の風景が広がり、緑豊かな山脈のふもとに連なっています。都会から引っ越してきたばかりの頃は多 […]

アンティーク時計から感じる「視線」の正体

2016-03-20   怪異

親しい友人が結婚して新居を建てた。御自慢はリビングにコーディネイトした家具。コンコルドのファーストクラス用の皮張りソファーが二脚、イタリアから直輸入したライト、奥さんの嫁入り道具のピアノ、それから新婚旅行先のアンティーク […]

供物の指輪の正体

2016-03-18   怪異

神社に勤めていた頃の話。 わたしが勤めていた神社は地元でも有名な大きな神社で、毎日色んな参拝客が訪れる。観光バスでやってくる団体もいれば、個人で参拝する人もいる。個人で参拝する人の中には社に御供物を捧げる人もいて、そのほ […]

身体に戻りたがる「頭」

2016-03-18   怪異

どこかへ出かけたとき・・・たとえば旅行先や近所等どこでもいいが・・・むやみに「石」を拾ってはいけない、と言われる。日本人はもともと「自然信仰」が根深い民族だから、「樹木」や「石」「山」「川」「洞くつ」のように、自然界が産 […]

水子地蔵の礼参り

2016-03-17   怪異

ある友人が赤ちゃんを産んだ。これは、その友人が体験した不思議で怖いお話。 友人sの赤ちゃんはとても元気な子で、風邪ひとつひいたことがなかった。ところが、5カ月を過ぎた頃から夜泣きが酷く、母親であるsは毎日睡眠不足に悩まさ […]

【山が泣く日】北陸のある村で

2016-03-16   怪異

北陸のある村に仕事で訪れたことがある。 電車もなければバスも1日に一本しか走らないという過疎村で、見かける村人は畑仕事をしている年寄りばかり。仕事の関係でわたしはその村のある民家に泊めてもらったのだが、年甲斐もなくホーム […]