怪異」カテゴリーアーカイブ

坊主斬り峠にまつわる逸話

2016-05-18   怪異

飢饉の年のことである。草木は枯れ果て、飢えのために死ぬものが相次いだ。食人が横行し、死人の肉の貸し借りさえ行われる有様だった。 ある日、広島県の東城町の粟田にある大奥寺の坊さんが、竹林の庄屋の名越家に法事に招かれて、大変 […]

撮影者不明の動画

2016-05-10   怪異

先月、父親からDVDが送られてきたんだ。それは、昔、父が僕の姿をビデオカメラで撮影していたもので、1時間30分くらいに編集されていた。誕生日会やホッケーの試合、クリスマスの様子なんかが収められていて、そのほとんどが退屈な […]

前世の記憶

2016-05-10   怪異

僕が15、16才だったとき、3、4才の妹が、洗面台に置いてあった緑色の除光液を、マウスウォッシュだと間違えて飲んでしまったんだ。すぐに近所の薬局の人に、誤飲用の薬を持ってきてもらって、妹にそれを飲ませたんだ。妹は洗面所の […]

顔半分の笑顔

2016-05-09   怪異

僕がまだ子供だったとき、ある晩早くに眠りについたことがあった。リビングルームにいる家族の声を聞きながら、僕はベッドの中から廊下の明かりをボンヤリ見つめていたんだ。すると突然、半透明の年老いた女の人が目の前に現れたんだ。黄 […]

人影の忠告

2016-05-09   怪異

私の祖母は、亡くなるまでに何度もこの話をしていた。それは、私の父がまだ赤ん坊だったときのこと。ロンドンが空襲にあい、住む家を破壊されてしまった祖母は、友人の家に身を寄せることになり、その家の一番上の階の部屋が彼女にあてが […]

あの部屋に、誰かいる・・・

2016-05-08   怪異

実家に帰省したある夏休み。夜中の3時に自分の部屋でネットをしていたとき、私の携帯電話に姉から着信があったの。姉は廊下を挟んだ向かいの部屋にいるんだから、何か話したいのなら直接部屋に来ればいいはず。「なんだかオカシイな?」 […]

靴屋の奇妙な音楽

2016-05-08   怪異

数年前、ある靴屋で働いていたときのこと。あまり忙しくない店だったから、閉店後の片づけはスタッフが1人で行っていたんだ。ある夜、僕が1人で閉店準備をしていると、店内にかかっていた曲の音量が突然小さくなり、同時に何だか古くさ […]

気を失った時の不可思議な体験

2016-05-06   怪異

去年の1月に救急車で運ばれた。急性胃炎だったんだけど、あまりの痛さに気を失った時の体験。 ふと気が付くと、丘の上に座っていた。遠くの方に人が数人いたかな。ふと視線を横に移すと小さな川が流れていたのよ。50センチとかそんな […]

「こっくりさん」にのめりこんだ

2016-05-05   怪異

中学生のころの話です。こっくりさんやエンジェルさんといったものが流行り、ご多分にもれず私もはまりました。「もう止めなよ」と止められても、一日に何度も繰り返ししていました。 AC 家に帰り、ぼんやりピアノを弾きながら 「そ […]

出現した母子の絵

2016-05-05   怪異

あれは私が中学2年生の時のことでした。学校の行事で夏休みに『冒険の森』をテーマにした旅行がありました。辿り着いた場所は、本当に森という感じでした。1日目は、そこの管理人の話や、あらかじめ生徒で立てた計画を実行しました。夜 […]