あれは私が中学２年生の時のことでした。学校の行事で夏休みに『冒険の森』をテーマにした旅行がありました。辿り着いた場所は、本当に森という感じでした。１日目は、そこの管理人の話や、あらかじめ生徒で立てた計画を実行しました。夜はグループ別で二階建のロッジに泊りました。電気は無いのでランタンでした。
AC
そして２日目。夜は女の子を呼んだりして前夜よりもロッジで騒いでいました。そして深夜に寝ることにしました。（女の子は自分たちのロッジへ）が、しかし、私たちが寝る二階の壁には初日にはなかったはずの絵があったのです。
その絵には、壊れかけた建物の隣で手をつないだ母子の様子が描かれていました。その夜は怖くて朝方まで寝られませんでした。朝になり、この絵を友達に見せると確かに初日にはなかったと言いました。結局この絵のことは何も分からず終わりました。ったい、なんだったのでしょうか。今でも不気味に思います。みなさんも旅行の際のロッジには気を付けてください。