不可解な電話
2016-04-10 心霊
もう潰れてしまったのだが、昔、よく利用していた馴染みの本屋があった。田舎町にある小さな本屋。 店を切り盛りしているのは娘さんと、そのお母さん。ふたりとも笑顔が明るく、親切で、働き者だった。 ある時、わたしはどうしても欲し […]
2016-04-10 心霊
もう潰れてしまったのだが、昔、よく利用していた馴染みの本屋があった。田舎町にある小さな本屋。 店を切り盛りしているのは娘さんと、そのお母さん。ふたりとも笑顔が明るく、親切で、働き者だった。 ある時、わたしはどうしても欲し […]
2016-03-23 心霊
これは、青木ヶ原樹海を深夜にドライブしていた時体験した、背筋も凍るお話。 その日、わたしは友達と二人で夕食を食べ、そのままドライブを楽しんでいた。わたしたちの車が青木ヶ原樹海にさしかかったのは、深夜2時を過ぎていたと思う […]
2016-03-20 心霊
ちょっと前の電話器は、留守番電話を録音するためのカセットが入っていた。最新の電話を買った時、古い電話を取り外したのだが、壊れていないのでしまっておくことにした。半年ぐらい前、新しい電話のノイズがひどくなったので、古い電話 […]
2016-02-29 心霊
ちょうど2年くらい前、バイトを探していた時の話だ。 暑い日が続いていて、汗をかきながら求人をめくっては電話をしていた。ところが、どこもかしこも駄目、駄目駄目。擦り切れた畳の上に大の字に寝転がり、適当に集めた求人雑誌を悪態 […]
2016-02-04 怪異
うちの会社には、滅多に鳴らない電話機がある。今よりも部署が多かった頃の名残で、回線は生きているものの発信する事もなければ、着信もごくたまに間違い電話がある程度だった。 あるとき、俺は仕事が立て込んで、深夜まで一人で仕事を […]
2016-02-04 心霊
私が大学の夏休みを利用して、免許合宿へ行っていた時の話です。 免許合宿へ参加していた生徒のほとんどが同世代だったこともあり、わたしたちは毎晩遅くまでお喋りしたりするのが日課になっていました。最初は自分の大学のことや生活の […]
2016-01-31 心霊
これは2年前の夏、まだ私が中途で入職したての頃、病院で夜勤中に体験した出来事です。 その日、私は夜勤をする救急室にて患者対応をしていました。何台か救急車が入り、その内の1人が当院かかりつけの患者でした。そこで当直医から「 […]
2015-10-19 怪異
私が中学生の頃、友達と一緒に近所の稲荷祭りに出かけました。 小さい境内に似合わず、人もたくさんくる賑やかなお祭りで、準備はもちろん、出店もほとんど近所の人たちでやっているので、少しくらい帰りが遅くなっても大丈夫なので(最 […]
2015-09-26 怪異
電話で思い出した。何年か前の話。 俺、当時の総理大臣と苗字同じだったのさ。 んで何かの用事で通信会社に資料請求したことがあって、そん時名前どう書くか聞かれて、 「総理と同じフクダ(仮)です」って言ったら、相手のオペレータ […]