【江戸時代の怖い話】ウサギが集まって行う奇妙な儀式
2017-08-11 怪異
江戸時代の随筆「譚海(たんかい)」に載ってた話。 伊豆国、新左衛門村の山中に三社明神がまつられている。その土地の者が参詣した帰りみち、なにやら音が聞こえてくる。担いでいた挟み箱に響くほどの鳴り音で、ふしぎに思った彼は音の […]
2017-08-11 怪異
江戸時代の随筆「譚海(たんかい)」に載ってた話。 伊豆国、新左衛門村の山中に三社明神がまつられている。その土地の者が参詣した帰りみち、なにやら音が聞こえてくる。担いでいた挟み箱に響くほどの鳴り音で、ふしぎに思った彼は音の […]
2017-07-18 家系
これは人に聞いた話。その地方では、春に田の神様となって里に下りて来られた山の神様を、秋に我が家にお迎えし、正月に歳徳神になって山へ戻られるまでお世話する。そして、田の神様をお迎えに行く朝、夜明け前のまだ暗い頃に、部屋の中 […]
2017-06-27 家系
俺の母方の実家は半端じゃない山の中にある。今では婆さまが亡くなって、爺さまはお袋の姉の家に移っちゃったし、もう行く事もないと思うけど。夏休み、親子連れだって田舎に遊びに行った時、ちょっと怖い体験をした事が何度かある。これ […]
2017-06-26 妖怪
むかし秩父の荒川上流ダム群のあたりにイツザミという村八分にされた3戸ほどの集落があった。その人達の間では法律によって禁止される昭和初期まで風葬が行われていた。遺体を風葬する洞窟には鵺というのが棲みついており死体の肉をキレ […]
2017-06-10 家系
知り合いから聞いた話。社の裏に、小さな鏡池がある。その中に、子供の椅子程の石馬が沈められている。霜月の終わり頃、池の水が干されて、石馬が現れる。ああ、今年は大丈夫だ。相変わらず、だな。人々が何となく、ほっとしたような会話 […]
2017-06-06 家系
東北の海沿いの山にあったとある集落の話。そこの人たちは近隣の集落とあまり関わりを持たなく訛りも特殊。血縁で固まっているのか姿形も似ていて、色黒小柄で彫りが深く日本人離れした風貌をしているらしい。 この集落にある豊穣を祈る […]
2017-06-05 家系
友人と2人で車でスキー旅行に行った帰り、真夜中3時過ぎ、東北の某村を近道して通り抜けようと車を走らせていました。土地勘が無い上に街灯の無い真っ暗な道で2人共かなり不安でした。両脇の畑は残雪で真っ白でした。 その時、不意に […]
2017-06-05 神
じっちゃんから聞いた話。昔、やたらと蛇が多く「蛇山」と渾名された山があったそうな。その山に入る者には毒蛇にやられるものが多かったという。 ある時、蛇山に入った猟師が恐ろしい唸り声を聞いた。声を辿っていくと、藪の中で真っ白 […]
2017-03-09 家系
今からもう10年以上前の話で、確かではありませんが、5歳ぐらいの頃の事だと思います。私の住んでいたところは、山奥の村(?)でした。電気も電話も無く、道さえ舗装されてないような、時代錯誤も甚だしいような場所です。その村に住 […]
2017-01-25 妖怪
子供の頃山の中に住んでた。家は山の斜面で谷を挟み反対側の山には過疎が進み誰も住んでない部落が見え、はるか遠く東には富士山が圧倒的な存在感でそびえている。ある夏の夜遅く、母親に起こされた。向かいの山を見ろという。眠い目を擦 […]