鎌を持った老人の末路
2016-05-15 妖怪
小学生の頃、田舎に住んでいたいた時の話。その村には鎌爺という、有名な爺さんがいた。その爺さんは身内の人が面倒を見ているらしいが痴呆症らしく、いつも同じ道端に座っていてボーとしている人だった。そしていつも手には何故か草刈り […]
2016-05-15 妖怪
小学生の頃、田舎に住んでいたいた時の話。その村には鎌爺という、有名な爺さんがいた。その爺さんは身内の人が面倒を見ているらしいが痴呆症らしく、いつも同じ道端に座っていてボーとしている人だった。そしていつも手には何故か草刈り […]
2016-02-26 家系
これを誰かに話すのははじめてなんだが、暇な奴は聞いてくれ。 あらかじめ断っておくけど、相当に長い上にヘタクソな文だと思う。すまない、あまり時間が無いんだ。ネタや釣りだと思われてもかまわない。俺が吐き出したいだけなんだ。た […]
2016-02-23 家系
うちの父方の家は長崎のとある島にあって、議員さんも出た名のある家柄でした。そしてその家は、絶対口外してはいけない過去がある家でした。 今は父方の家系にあたる人間は私しかおらず、私の父が家出同然で東京へ出てしまい、家を継が […]
2016-02-05 怪異
これは昔の炭鉱であった話だそうです。祖父から聞いた話なので、細かい部分には間違いがあるかもしれません。私が子供の頃この話を聞いたときは怖かったし、今思うとどこの炭鉱でもあったのかもしれない、と思う話です。 私の祖父は炭鉱 […]
2016-01-27 怪異
8年ぐらい前の話。根気のある人が調べれば、地方新聞に掲載された記事を見つけることが出来るかもしれない。 爺さんの家には井戸があってね。もう枯れて久しく、孫(オレや妹の事だ)が遊びにくるから危ないって言うんで潰すことにした […]
2015-12-15 心霊
私の通っていた高校は築120年という気合の入りようでした。 改築が繰り返された校舎は、素人目に見ても奇妙としか言いようの無い形に湾曲しています。 今では珍しくなった平屋であるにも関わらず階段があり、廊下のどん詰まりの壁際 […]
2015-08-18 家系
俺も鎌倉で改修工事した時のこと。 俺が携わったのは、築100年以上の旧家で、何世代にもわたって改修工事をしてきたもの。 古く増改築を繰り返しているので、図面も残っていないし、形は不自然。 まずは、図面を起こすところから始 […]
2015-08-11 妖怪
これを書いたら、昔の仲間なら俺が誰だか分かると思う。 ばれたら相当やばい。まだ生きてるって知られたら、また探しにかかるだろう。 でも俺が書かなきゃ、あの井戸の存在は闇に葬られたままだ。だから書こうと思う。 文章作るの下手 […]
2015-07-14 神
知り合いが家を建て直すことになった時。 井戸を一つ埋めることになったのだが、それに先立って、水神様を鎮める祭事をおこなったのだという。 米や旬の作物が、急ごしらえの棚に献上された。 神主が祝詞を唱えていると、いきなり井戸 […]