これは妹の勤めてるお店のビルの話。本人はこう呼ぶなと言ってますがあえて『幽霊ビル』と呼びましょう。
1.ボイラー室のじいさん
妹の店の店長がボイラー室に暖房のスイッチをつけに行った時、重い鉄の扉がひとりでに閉まり何故か鍵も掛かってしまった。店長は暗いボイラー室に一人…の筈が暗闇になぜかじいさんが…。じいさんこっちをじっと見てる。目が合ってしまった。何されるかわからないので怖くて目を逸らせない。結局、その店長が救出されるまで居る筈の無いじいさんと二人(?)きり。助け出された瞬間「…じいさんが…」の一言。
2.トイレで座る女性
お店が終わってトイレに女の子が行き扉を開けるとスーツ姿の女性が便座に座っていた。あわてて女の子が「すみません!」
と謝り外に出るが良く考えると見覚えの無い女性だった。店も閉まってるしお店の女の子しかいない筈なのに。他の女の子と二人で見に行くとその女性は消えていました。
3.階段の追いかける足音?
先ほどのボイラー室はビルの屋上にあります。階段を昇ってボイラー室に行くんですがその階段誰かにいつも後をつけられるそうです。しかも靴のカツンカツンって音じゃなく、何故かペタペタ…と。しかも2本足じゃなくこれも何故か4本足(?)ある日そんなの信じないようという女の子が階段を昇ってるとやはりペタペタ…と。気になり、えい!と後ろを振り向くとこれも何故か四つん這いの女の人が…。その女の子泣きながら階段を降りて行ったそうです。
4.更衣室で着替える人
カーテンで区切られてる更衣室で誰もいない筈なのに誰かが着替えている。カーテンは下が少し開いてるので誰かがいると足が見えます。そのときも女の子は皆お店にいるのに何故か足が見えたそうです。ちなみに怖くて誰も確認はしてないそうです。
5.鏡に映ってる?
お店にある鏡に女の子が三人映ってました。
店長「なんであんな所に三人居るの??」
他の子「あ、ホントだ?二人じゃなかったっけ??」
ちなみにそのうちの一人が妹なんですが。妹が店長のとこに行くと
店長「なんで3人もあんなとこにいるの??」
妹:「え?!私とあと一人で二人ですよ?」
6.嫌な客
妹が接客してるとそのお客さん急にぶつぶつ独り言を言い出した。なんだこいつ?!と思いつつもお客さんなんで「どうしたんですか?」と聞く妹。あそこに女の子見える?と分けわかんない事を言い出す。さらに独り言が激しくなり来ちゃダメ!来ないで!!あ!とか意味不明になって行く。気持ち悪くなったのでしょうがなく「さっきの人どうなったんですか?」と聞くと・・・「今、君の隣で座ってるよ」ちなみに妹はそのあと一週間程熱を出して寝込んでしまいました。