私の家の近くに、昔電車が通ったトンネルがあります。今はトンネルの中には入れなくなっていますが、以前車でそのトンネルを通ったことがありました。このトンネルは心霊スポットにもなっているところですが、車が1台しか通れないほど狭いトンネルです。
私がこのとき運転していましたが、地面がジャリで、トンネルの中の壁は波状になっている厚手の鉄で覆われています。このトンネルは全長50mくらいしかなくて短いのです。この時は夏でしたので、車の窓ガラスを開けてトンネルの中に入ると、ひんやりして涼しかったです。
トンネルの真ん中まで来ると、人が2~3人ほど入れる凹みがあります。その凹みのところを通ると人が座っているのです。私は前を向いているのですが、車のライトに照らされて人が見えるのです。そしてその凹みを見ると誰もいないのです。このトンネルの真上には供養塔があります。当時トンネルの工事をした人が亡くなったらしいのです。その供養のために供養塔を建てたのでしょう。
このトンネルの入口から写真を撮ると沢山の「オーブ」が写ります。面白半分で来た人が、いろいろな不幸にあっています。その他でも、カマドウマがたくさんいました。