私が小学生の時の体験談です。
真夏の夜、地域の花火大会がありました。私は私の母、従姉妹三人、従姉妹の父母と一緒に見に行きました。沢山の人でギュウギュウ詰めになりながらも目を輝かせて花火を見ていました。従姉妹の内二人が従姉妹の父にくっついて、一人が肩車、一人腕を掴んで花火を見ました。数分後、従姉妹二人が私の手を握ってきたんです。
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私は花火を見上げながら「綺麗だねー」などと言っていました。しかし、見上げた目線を下ろし、目の前を見た瞬間、信じられない事実に気付いてしまったんです。従姉妹の内二人はまだ、従姉妹の父にくっついていました。従姉妹は三人のはずなのに。私は両手に繋がれた手を確認することはできませんでした。