隣の家で祝い事があって呼ばれた。本宅とは別の旧宅で祝い事をしていた。白漆喰の炭塗柱の家で、畳も縁が打っていない位古い家だった。
公民館から借りてきた机を並べ、ごちそうがいっぱい出た。
その家の子供と探検ごっこを始めた。 機織りの機械が置いてある部屋に行った。この部屋には何度か来たことがあった。 その部屋を通って隣の部屋に行った。
隣の部屋に行ったとき、はたを織る音がした。機織りの部屋に戻ったが誰もいない。
そんなことが3回繰り返された。
一緒にいた子も聞いていたので間違いはない。
不思議と怖くはなかった。