山奥の峠に「あった」茶屋の話

こんにちは。文章が下手で申し訳ないですが、私の実体験をお話しします。今から、10年前の出来事です。


初めて買った車が嬉しくて、仕事帰りに1人ドライブをしました。かなりの距離を走って、真っ暗な県境の山道に差し掛かりました。前方に眩しい明かりが見えます。何だろう?と思っていると、車窓から料亭の様な建物が見えました。 大きな平屋の和風建築で、玄関前は砂利の空き地になっていました。そこに、灯りに照らされた着物の女性が数名立っています。その時は、こんな山奥でも営業しているお店があるんだと思いました。

そして、帰りも同じ道を通ったのですが、何故かお店の前を通りませんでした。その後、友人を乗せて同じ道をドライブしたのですが、県境にお店はありませんでした。

数年後、偶然に観たテレビ番組で、ある町が取り上げられていました。その町は、県境の山を下りた場所にある、寂れた温泉街(昔は賑わっていた)でした。 そして、数枚のモノクロ写真が紹介されたて、とても驚きました。

その中の1枚が、以前見た料亭を写したものだったからです。番組で、昔は県境の峠に茶屋があって、賑わっていたと説明、写真はその当時の茶屋を映したものでした。

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