お爺ちゃんのお爺ちゃんの話。ある日、町に買い物へ出かけた爺ちゃん。山を越えて町に到着。無事に用事を済ませ、お土産を色々と買って帰ったそうだ。帰りも山を越えて行くんだけど、もう日も暮れてあたりは真っ暗。気がつくと、うしろから何かがついてくる。
「キツネだな~」と思い、無視して帰る爺ちゃん気がつくと道に迷っていた。「??」と思っていると民家発見。爺ちゃんは民家の戸を叩いた。ご飯をごちそうしてもらい、お風呂に入ってお布団で眠った。
と、誰かが呼ぶ声がする。目を覚ますと、爺ちゃんの父ちゃんが提灯を持って立っている。「お前、何しちょるそか」あたりを見渡すと、そこは森の中。爺ちゃんは枯れ葉でふかふかになった中で眠っていた。
「狐に化かされよったな」そう言われてしょんぼり。町のお土産はそのままだったので、背負って暗い道をトボトボ帰る。
家に帰ると奥さんが心配そうに「いつまでも帰ってこんからお父さんが迎えに行ったそよ」と言う。気恥ずかしくなり、お土産を押し付けて、眠る事にした。
朝起きると、奥さんが「これなんね?」と石ころを手渡した。お土産の中から油揚げとお寿司が消えていた。代わりにコロコロ丸い石が入っていたそうだ。怖くないけど、昔聞かせてもらってワクワクした話。
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肥溜めに漬かっていい気分〜♪ってのに比べたらまだまだ良心的でファンタジー要素が強い。