この前友人2人とサイクリング行った時の話。俺の住んでるのは神奈川なんだけどかなり田舎な訳ね。だから周囲になんも無い(あるのはコンビニと川)だから良くサイクリングとかに行く訳よ。んでもってこの日は俺と友人T.Rと行く事になったんだ。ちなみにスペックは、
俺 14歳 アニオタ この前彼女寝取られたwww
友人T 14歳 DQN アニオタ 成績は良いけど不良 リア充
友人R 14歳 DQN イケメン リア充
んでこの日は大きな円を描く様にして川沿いと田んぼがある所を走っていくコースだったんだ。
それでサイクリングスタート。最初の川沿いはランニングコースで特に何もなく友人達と会話をしたりして楽しんでた。でそのランニングコースは後ほど通る事になる田んぼが大量にある場所(田園かな?)に続いてる訳よ。(因みにランニングコースは田園地帯に入る直前で折り返し)田園地帯は殆ど田んぼなんだけどもちろん車両が入るための道(と言っても砂利道)がある。そこを通って帰る予定だった。田園地帯は結構広くて砂利道とは言え幅もまあまぁある。そこに入って15分か20分ぐらい入った所たった頃だったと思う
友人Tが田んぼの100~200㍍ぐらいの明かりの下に(って言ってたと思う)なんか見つけたって言ってきた訳よ(ちなみにTは目が良く2.0とかだった筈)でもおかしい訳だ。車もいる様子もないし自転車はライトが見えない。俺は目が悪いけど真っ暗の中自転車の光があったら流石に光があるのは分かる。ていうか農家の人達は大抵車で移動するしそもそも夜には出歩かない。俺たちですらライトを付けないと危ないのに無灯火なんて今頃田んぼに突っ込んで泥まみれのはずだ。なんだろう?とTとRが不思議がってたけど俺はメガネで視力が悪いから良く見えない。最初は三人とも獣だと思ったけどそのあと二つ目の明かりの下にきた所でふたりが顔色を変えた。(ちなみに俺は良く見えんかったけどなんかいるのは分かった)
いきなり2人とも顔を合わせその後「帰るぞ!」って言ってきた。俺がどうしたwwww?って聞いたら良いから帰るぞ!って言ってきたわけだ。TとRが自転車に乗って走り出したから俺もしょうがないからそれに付いてくように走った訳よ。この間2人とも無言で少し怖くなった。ある程度走ったところでTが喋り出した
「なぁ、Rさっきの見えた?」
「見えた…お前は?」
「見えたわ」
なんか怖い雰囲気で喋っててその日は聞く気になれなかった。そこで次の日学校行って聞いたらとんでもない答えが帰って来た。
「首のないバケモンがいた」
「は?」
「首の無いバケモンが居たんだって!」
と2人とも真面目に言って来た。は?って思いつつも2人に聞くと
「首のない人みたいなのがいた」
って言って来た訳だ。流石に釣りだと思ったよ。だって首の無い人が居る訳ないしそもそも俺を騙そうとしているんじゃないかと思った。だけど2人とも本当に必死に「居たんだよ!!」って言って来た。ここまで真面目になってるのは始めて見たし確かに何か居たのは俺も見えた。でも信じることが出来なくてこの時は「怖いな~」って言って終わりにした。