【地元の言い伝え】夢遊病で魂だけが帰ってこられなくなると

夢遊病の人が寝た状態で徘徊する時、もしドアを閉めて出て行ってしまったら、その人の魂が帰って来れず死んでしまう。という迷信みたいなものが、私の住んでいる地域にあるのですが、皆さんの住んでるところではどうでしょうか?

Sという少年は夢遊病で、寝たと思ったら起き上がって外を徘徊することがよくありました。家族もS少年のことは分かっているので、ドアが開いているか、閉まっているかだけを確認して、さほど気には留めていなかったそうです。その日もS少年は寝たと思ったら起き上がって、外に出て行ってしまいました。いつものようにドアを確認しにいった家族は閉まっている事に気付き、父親が慌てて追いかけました。父親がやっと追いついた先でS少年は、当時既に使われていなかった深い空井戸に、今まさに飛び込もうとしていた所だったのだそうです。

その後家族はS少年をお祓いしてもらい、お祓い後はS少年の夢遊病も止んだのですが、やはり彼には何か憑いていたのでしょうか?

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