【一家に伝わる】代々長男だけが見る不気味な夢【奇妙な掟】

昔の彼の友人から聞いた話。その友人(K田さん)の家はお金持ちの旧家で、実家の鎌倉には大きなお屋敷がある。実家の裏には山があり、子供の頃からその山には行ってはいけないと言われていた。子供のころ、K田さんは同じ夢を何回か見た。弟と一緒に裏山に登って木の実を拾ったりして遊んでいたら、山の上から鎌を持った恐ろしい形相の老人(男)が「K田の者はこの山に入るな!!」と叫びながら、弟には目もくれずに、自分だけを追いかけてくる。鎌で切り殺されると思い必死に逃げ切ると、その老人は「今度入ったら命は無いぞ!」と叫ぶ・・・と言うところで目覚める。

そのことを父に話すと、父も同じ夢を見たことがあると言う。弟や妹が山に入っても平気らしいが、とにかく家を継ぐ長男だけが鎌を持った老人に殺されかける。 お家断絶の呪いをかけられたか、一族を守る山神の警告かは判らないが、とにかく不気味なので、長男が山に入らぬ掟は守られているそうです。


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