『欠伸塚』と呼ばれ地元民に避けられる古墳の話 郷土史家の話。地元の山中に、小さな古墳があるのだという。古跡と言っても、こんもりとした土山から大きな石が幾つか顔を覗かせているだけで、一見ではそれと気が付かないような代物らしい。そこに近よると、すぐ耳元で声がすることがある。 「ふあ~~あ」と誰かが欠伸する声。地元の人はそこを欠伸塚と呼んで、近よることなく避けているそうだ。 類似記事はありません。