昔、同じ場所で経験した話。学生時代、深夜ある峠をバイクで越えた時のことです。全くの一本道のはずなのに、何度も同じ場所に出てしまうということが三回続けて起こりました。気味悪く思いつつもそのまま進むと、いつの間にか前後に車が走っていることに気付きました。
少し安心し、物凄い急な坂を登り頂上に達した所、すぐ前を走っていたはずの車が忽然と消えていました。慌てて後ろをみると後ろの車も消えてました。地形が複雑で、あの峠がいったい何県だったのかよく分からないのですが・・・。ただ一つ言えるのは、昔から「狐道」と言われる道が存在していて、ワタクシが通った道はその道の一部だそうです。伏見のお稲荷さんから豊川のお稲荷さんへ続く道らしいです。