怖いというか不思議な話。学生時代、夏休みに友人と地元のプールで泳いでいたら、頭に白いハチマキをした爺様の首が水面を移動していた。
いや、首から下が水中で見えないだけで、見事な立ち泳ぎか歩いているのだろう。とにかく50メートルプール(水深が120~160と徐々に深くなっている)を結構な速さで何度も往復。すげえなあ、と思ったが、どうもおかしい。今、人をすり抜けた気がする?と思った瞬間立ちくらみが起きて、壁にもたれかかった。
息をついて再びプールを見渡しても、爺様はもういなかった。お盆ではあったけど、どっちだろう?ただの健脚爺様??そのプール、塩素無しでコケ生えまくりだけど水も綺麗で冷たくて昔ながらの良いプールだったのに、次の年に閉鎖して今もうないんだよなあ。
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亡者も猛暑には勝てませんでした?
地獄の釜で鍛えられてるはずだが。