野宿の晩に出会った「なにか」
2015-06-22 妖怪
うちの爺さんは若い頃、当時では珍しいバイク乗りだった。金持ちだった両親からの何不自由ない援助のおかげで、燃費の悪い輸入物のバイクを暇さえあれば乗り回していた。 ある時、爺さんはいつものように愛車を駆って、山へキャンプへ出 […]
2015-06-22 妖怪
うちの爺さんは若い頃、当時では珍しいバイク乗りだった。金持ちだった両親からの何不自由ない援助のおかげで、燃費の悪い輸入物のバイクを暇さえあれば乗り回していた。 ある時、爺さんはいつものように愛車を駆って、山へキャンプへ出 […]
2015-06-22 妖怪
もう亡くなった曾祖父に聞いたお話です。曾祖父が亡くなる数カ月前。親戚を集めて色々な話をきかせてくれたのです。私の実家は鹿児島県のとある離島なんです。凄く田舎で、さらに曾祖父の時代ですから、電気とかもまだちゃんと通ってなか […]
2015-06-21 妖怪
仲間何人かでキャンプに出かけた時のことだ。夜も更けて他の者は寝入ってしまい、火の側に居るのは彼一人だった。欠伸を噛み殺しながら、そろそろ火の始末をして俺も寝ようかな、などと考えていると、覚えのない声が話しかけてきた。 「 […]
2015-06-21 妖怪
中学生の時の体験。 私の部屋と父の部屋は、フスマで仕切られている。私はいつものように、いつもの時間に寝た。 深夜、ふと目が覚めた。フスマから漏れる光がまぶしかったせいだ。また父親がTV付けっぱなしで寝てるのかと思い、TV […]