伝説となった『死人茶屋』

「死人茶屋」とは、今では失われてしまった上方落語の古い演目である。現在にまで伝わっているのはそのタイトルだけで、具体的にどんな噺であったのかというのはいっさいわかっていない(掘晃・作の「死人茶屋」は、この題から着想を得て作られたまったくの別物)この死人茶屋という落語の内容は、記録だけが残されているものの内容は誰も知らない。

タイトルがタイトルであるだけに、おそらくは怪談噺の一種であろうと思われるのだが、そのせいか「とにかく、誰もが震え上がるような恐ろしい噺だったらしい」とか「落語家が語るのを恐れたために、内容が失われてしまったのだ」などと噂されることもあり、その存在は半ば伝説と化しているようだ。

『伝説となった『死人茶屋』』へのコメント

  1. 名前: : 投稿日:2016/09/19(月) 21:57:17 ID:
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    A0MTkzMjk

    なんだか「牛の首の話」を思い出させる話ですね。
    ただ、「牛の首の話」は「件(くだん)の話」ということでおおよその解釈を得てますが…。

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