私の心霊体験をお話しします。聞いて頂ければうれしいです。
1.奇妙な声
私が6年生の時ミニバスのTO(審判の補助のようなもの)をしていました。この時私は、1番右端の席に座っていました。左には女子のチームメイト。私の右側には2メートルくらい先に男の監督が試合の指示に熱中していました。しばらくして私の右耳の3センチ離れたあたりから『オヌシ…』(実際は本当の名前の下なんですけど)と男性の声が発音までしっかり聞こえました。慌ててあたりを見渡すと誰もいませんでした。後ろにも、前にも。もちろん監督が試合をほっぽりだしてこんな悪戯するわけありません。なら、あの声は一体………?
2.消えた白い靴と白い靴下
中学にあがり、やはりバスケ部に入った私。シュートを先輩としていると、非常口の辺りが気になりました。見てみると白い靴と白い靴下(学校指定)のひざより下くらいの真っ白な足が体育館を2、3歩くらぃ非常口のとなりの壁に向かって歩いて消えたのです。先輩に見えたか聞きましたが、見えなかったようです。後から聞いたんですが、舞台の上にもその足が歩いていたところを見た人がいたそうです。
3.不気味な黒い陰
ごく最近。県大会でギャラリーのところで私とチームメイト、それから他校のバスケ部達が前にもたれて試合を見学していました。後ろで見ている人もいて、ぎゅうぎゅうの状態でした。しばらくしてチームメイトの1人がずっと痛かった腹痛がピークに達し、後ろの壁にもたれ、しゃがみこんでしまいました。ずっと試合を見続けていると、目の端で誰か黒い陰がすーっと後ろを通ったのが見えました。でも、自分の後ろを通ったきり、反対側からでてきません。変に思って振り返りましたが誰もいませんでした。しゃがみこんでいたチームメイトに聞いてみると「はぁ!?誰も通ってないよ!怖いこと言わないでよ!!」って言われました。そういえば、あのぎゅうぎゅうのなかスムーズに通れるばずないのです。じゃあ、あれは………?
4.消えたお母さん
夜遅く2段ベットの上で本を読んでいた私。ふとドアの方をみると弟の机の棚の上の陰から白いワンピースの半袖が見えていました。私はお母さんかと思い「ん?」と言ってみると消えてしまいました。翌日、お母さんに「昨日あたしの部屋きたでしょっ!?」と言うと「行ってないよ。」と言われました。その時気付いたんですが、お母さんは薄いピンクの長袖をきていました。そしてよくよく考えると頭が見えなかったのです。