繰り返し見る祖父の夢の意味

これは、実際に体験した私の19歳の出来事です。その頃、私はアメリカのある大学に合格して楽しい学校生活を満喫していました。ただ気がかりなことはかれこれ10年くらい寝たきりのおじいちゃん。私は初孫だったので大変可愛がられてましたので留学するときに「○○(私の名前)は、おじいちゃんの死に目に会えないなあ」なんて悲しげに言われました。後ろ髪を引かれつつ大学へ。

夏のある日のことでした。夢で、おじいちゃんが白い着物をきた白ひげのおじいさんと一緒にエレベータで私の前に降り立ちました。「あれ、おじいちゃんどうしたの?」と私は言ってるのになぜか、自分が赤ちゃんになってしまっていて(意識だけは大人なんです)しゃべることができません。たくさんお話したいのに。そして、おじいちゃんは私を抱き寄せてエレベータに乗ってはるか階下へ下っていきます。

1階?に着くと私に「○○(私の名前)は、もう帰らんといかんな」1階の出口の外がすぐ崖になっていて、そこから私を放り投げたのです。それで夢からさめたのですが、それから何回もそんな夢をみるのでした。気になったので日本の両親に電話をして話してみると、実は祖父は3ヶ月まえにはもう亡くなっていたんです。私には(あまりおじいちゃん子だったので)内緒にしてたそうです。(海外で変な気を起こすといけないということで御医者様と相談して)

私は、すぐさま3日間だけ帰国して墓参りをすませました。涙が止まりませんでした。聞くとその3ヶ月の間家族が次々と病気をしたりいろんなことがあったみたいです。私に知らせてもらいたかった祖父の切ない思いだったのでしょうか。

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