「私があなたのお母さんにでも見えるの?」

ある大学に通っている女子大生がいました。彼女は大学で専門的な研究をしていたので、帰りの時間はいつも遅かったそうです。

ある日、いつものように夜中に家に帰って来ました。彼女の家はマンションの11階にあり、エレベーターに乗って部屋の所まで行っていました。その日もエレベーターに乗り11階を押しました。上に上がって行くと2階に止まりました。しかし誰もいません。

変に思っていると3階でまた止まりました。もちろん彼女が押している分けではありません。その後も4階、5階、6階…と誰もいないのに各階へと次々と止まっていき、しかもその度に人の気配がどんどん増えていくようでした。怖くなった彼女は逃げるように家へと入り、母親に事情を話しました。そして明日も帰りが遅くなった場合は、母親に下まで迎えに来てもらう事にしました。

次の日、案の定帰りが夜中過ぎなった彼女は、マンションの前に着くと、携帯で母親に連絡をとりました。すぐに下まで降りてきた母親と一緒にエレベーターに乗って、上の部屋まで上がっていきました。すると昨日のような事は起きず、無事に11階に着き、彼女は安心して「良かった…、ありがとう、お母さん」と言いました。

母親は無表情で彼女の方に向き、こう言いました。
「私があなたのお母さんにでも見えるの…?」

『「私があなたのお母さんにでも見えるの?」』へのコメント

  1. 名前:匿名 : 投稿日:2016/09/26(月) 20:15:46 ID:I1ODIwNjc

    見えたからありがとうっつたんだろ

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