その夏、廃校舎で起きたこと

これは、去年の夏友達とY君の別荘に行ったときの出来事です…。あまりにもこわかったので、投稿しました。

ちょうど去年の今頃だった。連休もあり、それを利用しY君の別荘に行くことになった。その近くには海があり、海に行く途中の道に廃校舎があることをY君から聞いていた。その日は、晴れていたため最高の海日和だと思いはしゃいでいた。しかし、まだ梅雨ということを忘れていた。「なんだょ~まだ、海はいれねーじゃんか~」と私は言った。

私たちはバカなためにそんなことについてから気づくのだった…梅雨の季節だったが、晴天だったためその日はバーベキューをする事になった。私たちは、おなかもいっぱになったのと、くるときにはしゃいだために疲れたのかその日はすぐにみな睡眠についた。

その次の日、昨日よりやや曇っていたためその日はトランプやゲームなどで遊んで昼はすごした。夜になり、夕食の材料を買いにみんなで出かけた。しばらくあるいていると友達T君が「そういえばさ~Yがいってた廃校舎ってこの通りにあんだっけ?」といった。

Y君は「そうだけど…もしかしていく気?」と返した。T君が「いいじゃん、ついでだしちょっといってみね?」といった。私はあまりそうことを怖がらないタイプで怖がっていたY君をおどかしてやろうというきもちでT君の話にのった。これが私の恐怖体験のはじまりだった…。

少し歩くと、例の廃校舎が見えた。T君が「雰囲気ちょ~でてんじゃん!」と言っている横で臆病者のY君は震えていた。校門にさしかかるとY君は逃げようとしていたため、T君と私で無理やり校舎の中へ入れた。校舎のなかはあんがいきれいで廃校舎と呼ばれるようには見れなかった。

興味しんしんのT君はどんどん奥に進んでいき、いつの間にかT君の姿みえなくなっていたため、Y君が「そんな先にいくなよ!!」と叫んだ。するとT君が「先に階段のとこで待ってる」というので、Y君と私は階段のところまで行くことにした。私たちがいるところから階段まで見えなかったので遠いような感じがしたため、私たちは早歩きで階段まで行くことにした。

階段つくとT君の姿はみえず、すこし怖くなった…そこで後ろからT君がきた。T君が「お前ら早いな~」といってきた。Y君と私は「うぉ!びびったなぁ!!急にでてくんな!」といった。そのときうすぐらかったためかT君の顔が不思議そうにみえた。それからほかの場所も探っているとT君が私に「そろそろYおどかさない?」といってきた。私はそれにのりおどかすことにした。Y君よりすこし遅く歩き後ろからおどかすことにした。

そーっと近づきY君が後ろを向いたときに「わぁ!」っとおどかした。Y君はとてもびっくりした様子だった。そのすきに私とT君は走って先に行きY君をおいていった。するとY君は「まてよっ!!!」とこわばった声で叫んでいた。Y君のくるのが遅いため、心配になりT君に「先に外でまっててくれない?Y君つれて外行くからさ~」といって私はY君のほうへ行った。Y君は先の階段ですわっていてなんか遠くから見たところ様子がおかしいように見えた。

階段付近までいくとY君の姿がなくなっていてふと体に寒気を感じ外を見るとY君とT君が一緒にいた。私はとりのこさてたと思い、急いで外にでた。T君は「全然怖くなかったな~」と言いY君は「おどかされてびびって外でちゃったじゃん!外にTがいてよかった~」といっていた。

そして、学校を出てなにもなかったように買い物に行き買い物をすませ別荘にもどった。夕食をたべお風呂にもはいりみんな布団にはいり今日の出来事を話した。
私「てかさ~T君が先に階段で待ってるっていったのにいなかったときはちょっとこわかったよ~」
Y君「うんうん」。
T君「えっ?俺お前たちの後ろあるいてたし、それに、そんなこといってないぜ?」

…私とY君は顔を見合わせた。Y君は顔がまっさおになっていた…私もちょっと怖くなりはなしを切り替えY君をおどかしたときのことを話だした。
T君「あれは、最初からの作戦だからな~!面白かったぜ~(笑)」
Y君「作戦だったのかよ~まじ最悪~」
私は階段のことを思い出しY君にたずねた。「Y君さ~なんでおどかされて一人になったとき階段のところにいたの?急に外いくしさ~」
Y君「えっ?おどかされたあと一人になってからこわかったからすぐ外でたよ!?外でたらTもいたしさ~」
私は青ざめた…私が見たものは一体なんだったのだろうか…

いまでもY君とT君は私がおどかそうと思って言ったと思っているため、私はこのことをT君とY君には詳しく話していない…ただ、私が見たものはいったいなんだったのか…もし、あのとき階段のところまでたどりついていたら私はどうなっていたのか…

今考えるとすごく怖いです…。

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