１３年前の夏の恐怖を一つ…。私は霊能力者というわけじゃないけれど人並以上に敏感です。まぁ犬猫なみかな？そんなことでよく友達に誘われて心霊スポットに行くんだけど…。
その日は星空も綺麗で涼しい夜でした。向かった先は福島県で有名な『横向きロッジ』で私は初めてでした。着いてみると体育館より大きなコンクリのロッジがあり窓ガラスも荒れ放題。さっそく友人三人と中へ（ただし恐がりのＢはジャンプを読みながら車で待機）。『何か感じる？』カメラを構えている友人が聞いてきますが『何も…』と一言。その場所は本当に何も感じなく、気配すらありませんでした。
私は『また噂話かデマだろうな』といいましたが、プール～地下室～客室のすべてを周り、みんなでガッカリモード…。３０分程で散策を切り上げ車へ向かうと…ぞくっとしました。車を囲むように何かがイマシタ…。友人に『記念に車でも撮ったら？』といい、写真を撮らせ帰宅しました。
数日がすぎてＡからの電話があり『車の写真だけおかしいから見てくれないか？』さっそく後日あって見てみると、車が燃えているように赤い炎で半分感光していました。赤は警戒色だなぁと思いましたがお持ち帰りはしていなかったので記念にもっていろといいました。
Ａは興奮気味に一言。じゃあお前が一緒なら大丈夫だな…。彼らと一緒のスポットまわりはまだ３年たった今でもつづいています。