私が体験した話です。小学校の時、放課後にかくれんぼをしていました。何回かやって、私が鬼になりました。数字を数えて、皆からの返事もあったので、皆を探し始めました。その時です。おかしなことがありました。
体育館のわきについているコンクリートの非常階段の手すりから、誰かの手が見えたのです。
おかしいなと思い「そこにいる子!!手が見えてるよ!」と叫んでみました。すると、手が、すうっと引っ込んだので、慌てて、非常階段を登って追いかけました。しかし、最上階に行っても誰もいませんでした。
途中に逃げられる場所もありませんし、非常階段から降りてきた子もいませんでした。