宮崎に住んでいる親戚のおじさん談。
近所の山に趣味の写真を撮りにいった時の話。山中を移動していると、前方の藪から
「これは駄目か」
「駄目だ」
と声がする。声は
「駄目か」
「齧っても動かないのはもう駄目だ」
と続く。妙な会話だと思って、藪を抜けてみるとその先で老婆が死んでおり、足元には2匹の蛇がトグロを蒔いていた。おじさんは、なんだか恐ろしくなって「ウォー」と奇声をあげて蛇を威嚇。2匹の蛇はスルスルと去っていったそうだ。
蛇の噛み跡などは、探す気にもならなかったそうです。(老婆は山菜取りにきて心臓発作で死んだ近所の方でした)