【怖い話】子供の頃ガラスの廃棄場で見た不審な人影と赤い手

初めて投下致します。と言いましても死ぬほど怖い話とまではいかないのですが・・・。

私が学童保育でお世話になっていた時のお話です。当時小学3年だった私は、学童保育の先生と、同じく通っていた数人の子供達とで近くの小学校まで遊びに行こうと言う事になりました。(ちなみにその小学校にはなんの噂もありません。)

そうして小学校でいっぱい遊んだ後、日も暮れてきたので帰ることになりました。私はとにかく早く帰って自慢してやるんだ、と無駄な闘争心を燃やして帰路についたのですが、その帰り道の途中には硝子の廃棄場みたいな所があるんです。そこを通ろうとした時、硝子の山の中に人が居るように思えました。「誰か作業してるのかな?」としか思わなかった私はあまり気にしなかったのですが、私が走るスピードに合わせて、その中の人も合わせて走るのです。(厳密には走ってるかも知れない、ぐらいの認識でしたが)

格段怖いとは思わず、勝負なら負けない!と思い、一気に走りぬけました。その硝子の山が切れて、勝ったなと後ろを振り返った瞬間、赤い手が硝子の山からすっと出ていて、「おいでおいで」をしていました。その時初めて恐怖が追い付き、学童まで一目散に逃げました。ただこんな話誰も信じないだろうと思い、その日は黙って過ごす事に決めました。

後日、硝子の山の中はどうなってるの?と学童の人に聞いてみたら「硝子の山の中は硝子しかないよ」と言われ、人が入るスペースなんて無いと言う事を知りました。亡くなった方が居る、とかそう言う話は聞けませんでしたが、今思い出しても不思議だなぁと感じます。拙い文章&伝わりにくい書き方ですみませんでした・・・。

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