親戚は戦前から小鳥店をしています。現在生きていれば百歳を超える伯父さんの体験した話です。伯父さんはよく山にうぐいすなどの野鳥をつかまえに登っていたのですが、昼間なのにとつぜん夜のように真っ暗になるそうです。伯父さんが言うには「たぬきのしわざ」だそうです。それがわかっているのでしばらくじっとしていたら、たぬきもあきらめてまた明るくするのだそうです。それで化かされないように短刀を持参していくと、たぬきがわかっているのかその日は暗くならないそうです。よくこのような動物が化かす話を昭和初期生まれの母がしてくれますが本当なんでしょうか?