【時空の歪み短編2話】夜の山道を車で走っていて遭遇した怪異

一時間の山道を六時間走行した

ありふれた話で悪いが、俺の両親が中部のどっかに車で旅行に行ったときの帰り、途中山の地道を走って帰ったのだが普通に考えて1時間ぐらいで抜けれる道を6時間くらい走り続けたそうだ。夜で視界は良くないが、地図で見ても山は2つしかないし道は正しいはずで どこまでもどこまでも走っても同じような道で発狂しかけたと言っていた。ようやく町の道に出たときは明け方になってたと。「狸や狐に化かされるとはあのことだ」と帰ってからも怖がっていた。

山道でポツンと光る不自然な灯

あんまり怖くない話ですが、嫁ぎ先は結構山で近くに週末になると走り屋が来るスポットがあります。旦那は走り屋なので結構攻めに行ってるのですが、数年前夜中に軽く走った後休憩してると山の中で建物の明かりが見えないような所なのにポツンと明かりが灯ってるのが見えて不思議に思って明かりの方向に向かって走ったそうです。でも何故かいくら走っても明かりが近くならなくて、諦めて一周してから休憩してた場所に戻ったら、狸が逃げていくのが見えたそうです。この時代になって狸にだまされる人間も居るって何だか凄い・・・

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