山を守るトトロのような山神

田舎の幼なじみに地主の家の子が居て大きな山を持っていた。今くらいの時期、栗やあけび、きのこを幼なじみとその祖父と飼っている犬と一緒に採りに連れて行って貰っていた。ある日、山に行くと茂みから大人が二人、慌てて出てきて私達を見るなり助けを求めてきた。息も絶え絶えに化け物に追われたと交互に言った。私は怖くなり幼なじみとお爺さんを見ると普通にしていた。お爺さんは二人にここは私有地だと言うことを告げ説教をし、下る道を教えた。その後に聞いたらその幼なじみの家で山の神様を奉っていて関係のない者が山の物を持ち出そうとすると排除しようとすることだった。

お爺さんはトトロみたいなものだから、幼なじみやその友達には害はなく、守ってくれると言ってくれてすんなり怖さが失くなり逆に会いたくなった。お爺さんは笑いながらこの山自体がトトロでもあるし、キノコや栗もそうだと言った。何もない土地だったので頻繁に昇っていたのだが、怪我をした記憶がない。蛇やスズメバチ、熊にも襲われたことがない。トトロみたいな者が守っていてくれていたんだなぁとふと思い出したので書いてみました。

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