最近になって気付いた不思議な事。俺は普段眠ってもあまり夢を見ない。というか実際は見ていても忘れているんだと思う。でも、偶に夢を覚えていたりする。しかも覚えているやつに限ってかなり鮮明で、一回も忘れた事がない。
その覚えている夢なんだけど、登場人物が必ず自分の周りの人が数人と、赤の他人が一人という謎な事になっている。しかもその夢は全て、終わり際にある場所に行って終わる。その場所は見た事も行った事もない寺で、崇められている仏像の裏には抜け道がある。そこを通って外に出ると、高さ30メートル位のやたら長い階段があり、そこを降りると寺によくある小さな石で敷き詰められた所に出る。何故かここに着くと皆んなが話を始める。当然、自分もその話に加わって色々話しているんだけど、その中の赤の他人の話は夢が覚めた後、全て現実になる。
この事に気付いたのは最近で、現実になった内容は、親の死、高校受験合格、学校であった運動会中のハプニング、自分が怪我をする事(9針縫った)、女に告白される、等など。親の死はこの夢を見た中で一番最初に現実になった事なので、もっと早く気付けばなあ…と思う事が今でもある。
さっきもこの夢を見たんだけど、内容がかなり怖い。どうも自分が死ぬらしい。夢の中の人(赤の他人)が言うには、電車に轢かれるらしい。でも、俺は今通っている学校は家に近いから自転車で行くし、線路を横切る事もないし、電車も滅多に使わないんですよ。だからどう考えても轢かれる筈がないんですよ。
でも今までに見た夢が全て現実になっていることを考えると、どうしても気にせざるを得ないんですよ。怖いです。どうすればいいんだろ。