【不吉な前触れ】神社の裏山で見た100個以上の目

もう大昔の事だけど、山で怖い目にあった記憶がある。小学校5年か6年の頃、俺はど田舎に住んでたんだよね。一人で神社の裏手の山へ入ってぶらぶらしてたら地面に犬か猫かウサギかの死骸があって、棒でつついたらズルって皮がズレた。そのまま持ち上げたら皮一枚が持ち上がってその下に米粒よりちょっと大きな黒いツブツブがあって、俺はてっきり虫かと思ったんだけどよーく見たらつぶつぶに目があったんだよね。それも獣とかより人の目みたいに細長くて白目と黒目がある目。そんなのが何百個、ワサワサ動くでもなく時々瞬きしてる。気持ち悪くなって皮を戻して神社まで降りたら、近所のおっさん(神主もやってる)が上がってきたんで見た事話したら、すぐに小屋みたいなとこに入れられて、結局一晩そこに閉じ込められたんだけどその間に大人が大勢来て神社でずっと喋ってた。で、神社はそれから立ち入り禁止になって、山も木を切って一気にハゲ山になって、そういや俺もハゲにされた。しばらくしたら土砂崩れで神社は無くなった。跡形もなく。俺が見たのは何かの前ぶれだったのかな~。

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