小学生の頃、塾の先生から聞いたのですが。先生と友達が夜海辺に行って遊んでいたらしいのです。(ちなみに全員男ね)そのうち、一人がふざけて海の中に入って沖のほうまで泳いでいってしまいました。
浜辺にいる全員で「もう帰ってきなよー」とか言ってると、泳いでいる友人の背後に何か黒いものが三つほど見えたそうです。彼の後ろに、まるで誰かがついているかのように。
「あれ、やばいんじゃないの?」ということになり、皆で戻るように一生懸命呼んだのですが、彼は遊びで叫んでいるのだと勘違いしたらしく、手を振ったりするだけです。と、次の瞬間、彼は水にもぐってしまったのです。その後彼は二度と水面に現れることはなく、先生はじめ友人たちはすぐに救助を願い出ました。翌日、泳いでいった彼は水死体で発見されたとのことでした。先生は今でも、後ろに現れた霊のようなものにひきずりこまれたのだと信じているそうです。