私が小学校の頃はこっくりさんは大ブームでした。休み時間や放課後はもちろん、休日にも友達と集まっては遊んでいました。たしかに質問に答えてくれる感覚は小学生の私には驚きと多少の恐怖心とでドキドキしたのを覚えてます。この遊んでいた感覚が悪かったのか元々敏感だったのか15年後に本当の怖さを実感することになったのです。
当時実家が客商売をしていて私はなぜかお店に入ると具合が悪くなるなど体調を壊すことが頻繁にあり、同時に店につながる家でも母が気になる現象が増えてきたので屋敷徐霊を知人の紹介で行うことになったのです。この時点では客商売にはよくある話でいろいろな人が出入りする場所では誰かが連れてきた霊が居心地がいいのでいついてしまったとか、その程度の感覚でした。
後日母にせっかくだから自分たちも視てもらおうと主人と3人で行くことになりました。その場所では一人ひとり別の部屋で行うのですが、最初に話をすることなどなく霊視・徐霊がはじまり私は頭はしっかりしてるのですが体が動かなくなり頭がどんどん下がって土下座のような形になり恐ろしさでいっぱいでした。そのまま徐霊に入り無事楽になった後の説明で15年前に遊んでいたこっくりさん、いわゆる下等霊がずーと私に憑いていたとのこと・・・今後も動物の事故など目撃してもかわいそうとは思わないようにと注意を受け無事終了しました。
あれから今日まで何の心配もなく暮らしていますが自分の子供たちには絶対にやってはいけないと伝えています。