早朝の山で見た黒い巨人の影

朝の新聞配達をしていた学生が、山の斜面に妙な物を見つけた。真っ黒な人影なのだが、周囲の木と比べても、身長がどう見ても5メートル以上はある。呆然と眺める彼に気付いたのか、黒い人影は木々の間に溶けるように消えてしまった。それから毎朝眺めてみると、寒い日の朝には、たまに見えるそうだ。

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