幼い頃、道端で死んでいる俺を見たことがある

ガキの頃自分が死んでいるのを、自分で見た記憶がある。田舎にいるので近所が草原ばかり。その生い茂る草の中に横たわる青ジャージの自分。スカジャンにジーンズ姿の自分。慌てて逃げた。その後家に帰り一人で寝れなくて親と寝た覚えがある。

その次の日、夢かと思っていたら親から服が一式見当たらないといわれた。倒れていた自分が着ていたジャージが一式なくなってた。俺はいままで、臨死体験などした事もなく、ここまで大病もない。

怖くてその後、自分の死体を見に行かなかったし、今ではそこに道路が出来てて、骨が出てきたと言う話も聞かない。俺がニセモノで、本物と入れ替わった存在じゃないだろうか?と時々考えてしまう。

メールアドレスが公開されることはありません。