某公園のしゃべる化猫

どこに書けばいいのかわからないんですが、とりあえずここで。精一杯落ち着いて書きます。読みにくかったらすいません。携帯からなので長くなったらごめんなさい。

先週の木曜日だったと思います。 遅めの新年会ということで、仲間数人で集まって飲んでいました。そこで仲間の一人がこんな話をしたのです。「俺の友達の話なんだけど。高校の頃さ、S公園で飲んでたんだって。夜中の2時とかだったかな。みんな結構酔っててさ。食べ物とか飲み物運ぶのに、お盆がないっつって、ポリバケツのごみ箱の蓋をお盆の代わりにしようって取りに行ったのね。そしたら、バケツの脇に猫がいたんだって。まぁ、気にせず蓋を持ってこうとしたら、『ちゃんと返せよ』 って、猫がしゃべったんだってさ。」 まぁ、よくある怪談の類です。周りのみんなは笑ってたんですが、私は何故か、その話を聞いた瞬間、背筋を冷たいものが走るような感覚を覚えました。酔っていたせいかもしれません。私は霊感とかそういうのはほぼありません。その日は、それで解散になりました。




翌日、20日のことです。日付は替わりかけていました。前日飲んだ仲間の一人のOからメールが届きました。 「今S公園。来ない?」 いい年して、オカルトじみたことが好きな奴だなぁと呆れました。寒いし、私は行く気はありません。「そっかー。夜来ると結構こえーのな(笑)しゃべる猫に会ったら写メールするよ」とのことでした。

しゃべる猫、と聞いて何故かまた激しい悪寒が走りました。すぐに帰った方がいい、そう思ったのです。「ねぇ、帰った方がいいと思う。面白半分にそんなの、やめた方がいいよ。」 と言うとOは「急にどした?大丈夫。周りに何人かひといるし。Kも一緒。M池んとこ着いた。ちょっと探索してくる」 それから2時間くらい連絡がありませんでした。 私はメールの着信音で目が覚めました。Oからです。

「見つけた!しゃべる猫!」 添付された画像には、猫の死体。手が震えました。喉もカラカラです。すぐに電話をしましたが、出ません。メールも返信はありません。Kにも電話をしましたが、出ませんでした。恐怖に震えながら朝になりました。Kから電話がありました。開口一番、何があったのかと聞きましたが、話が噛み合いません。昨日はどこにも出掛けてないと言うのです。夜のことを話しましたが、あまり関心はないようでした。Oは家庭の事情が複雑で一人暮しをしていて、身寄りという身寄りもいません。アパートに行ってみたのですが、いませんでした。それから三日経ちますが、音信不通のままです。普段からフラフラしてる人で、一ヶ月くらい行方がわからなかった時もあるので、取り越し苦労かもしれないのですが…。

猫の死体を送ってきたんです。みんなの無関心さも不思議でなりません。画像は、見てすぐ消してしまったので、証拠はないのですが、灰色と白のぶちだったと思います。本当に、不思議で怖いです。周りが無関心なので、ここに書き込んでみました。

メールアドレスが公開されることはありません。